Pentax K-1 IIを購入しておよそ1週間が経過しました。まだそれほど時間は経っていませんが、毎日暇を見つけては写真撮影を楽しんでいます。


一緒に購入した『HD PENTAX-D FA*50mmF1.4 SDM AW』ですが、さすがスターレンズ、その写りの素晴らしさは写真を撮る楽しさを何倍にも引き上げてくれます。
私は、どちらかと言えば単焦点レンズの方がよく使います。ズームをすることはできませんが、単焦点レンズの強みである高い描写力が好きなんです。
単焦点は明るいレンズが多いのも魅力的です。最近はなかなか写真を撮るために遠出もできませんので、室内で家族写真を撮って我慢する、という日々を過ごしていますが、やはり室内であれば、F値が1.4ぐらいあると頼もしいです。あまり開放で撮ることは少ないのですが、それでもいざと言う時明るいF値をとても心強いです。
個人的に、50mmと言う焦点距離が大好きなのですが、それはやはり、これ一本である程度の撮影シーンは任せてしまえる万能レンズというのが理由の一つです。
最近は標準レンズと言えば50mm派と35mm派で分かれると言いますが、私の場合は断然50mm派です。
少し引けば広角側も撮影できますし、人物撮影の時なんかは、寄ることで中望遠レンズのように背景をボカした写真も撮れ、ポートレートレンズなんかにも役立ちます。
ただ、やはりカメラ好きとしてはいつまでも50mmレンズだけ使い続けるというのも少し物足りなく感じています。
レンズ交換式のカメラの醍醐味と言えば、様々な焦点距離のレンズを揃え、撮影シーンに応じて必要なレンズを付け替える、と言うことでしょう。様々なレンズを持っていれば、それだけ撮影できる被写体も、表現の幅も広がっていきます。
今後どういったレンズをどういった順序で揃えていくべきか?
候補として考えているのは次のレンズです。
広角レンズ
HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WR
大三元の広角レンズ、HD PENTAX-D FA 15-30mmF2.8ED SDM WRも使ってみたいレンズの一つです。Pentaxで15mmという超広角な画角の写真が撮りたければ、選択肢はこのレンズしかありません。
某T社のOEMレンズというのが若干気になりますが、作例なんかを見ていると、撮れる写真は素晴らしく、別に気にする必要はないでしょう。
一方で、より画角が広いSAMYANG 14mm F2.8 IF ED UMC Asphericalを購入してしまったため、若干優先度は落ちるかなと言う感じもしています。
smc PENTAX-FA 31mmF1.8AL Limited
現在持っているD FA 50mm F1.4は部屋撮りに使うには画角が若干狭いレンズですので、31mmぐらいのレンズがあれば便利だなぁと思っています。
明るさもF1.8あり申し分ありません。ただ、既に持っているRICHO GR IIIと若干画角が被るかなぁとも思ったり。
撮り比べなんか出来て面白いとも思うのですが。
標準レンズ
smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited
43mmという焦点距離は珍しいですが、50mmよりは広く、35mmよりは狭いという絶妙な焦点距離は用途を選ばない万能レンズと見るか、中途半端で使い見どころが難しい足手まといレンズと見るか、、、判断が難しいところです。
D FA 50mmと焦点距離が近いですが、大きさ、重さが段違いですので、使用用途の被りを心配する必要はないかと思っています。用途としては、散歩レンズなんかで活躍しそうですね。
望遠レンズ
smc PENTAX-FA 77mmF1.8 Limited
またまたLimitedシリーズか、という感じですが、そもそも、Pentaxカメラを使っていてLimitedレンズが気にならない人はいないと思いますので、ある意味当然の判断ですね(断言)
50mmだと、ポートレートを撮る時若干物足りなさを感じることが多く、やはり王道の中望遠域のレンズは入手したいです。
それほどポートレートを撮る機会はないのですが、個人的に画角が狭めのレンズというのは案外スナップ写真でも使い易いと思っています。
D FA 85mmなんかと比べれば非常に軽いので、レンズを複数本持っていきたい撮影などでも役に立ちそうですね。
HD PENTAX-D FA* 85mmF1.4ED SDM AW
新世代のペンタキシアンとしては外せない選択肢です。現状発売されているKマウントの最新レンズです。
同じくスターレンズの50mm F1.4はバーゲンセールのようなお買い得な価格でしたが、こちらはそれなりに良いお値段をします。
引き換えに、PENTAXレンズらしからぬというか、非常に光学性能の高い描写をしてくれる高機能レンズに仕上がっています。他社の競合レンズと比べても勝るとも劣らない、と断言できるレンズです。
ぜひ、ガチ撮りのポートレートなんかで使ってみたいですね。
HD PENTAX-D FA* 70-200mmF2.8ED DC AW
Kマウントのフルサイズ向け大三元レンズのうち、唯一RICHOが開発・製造しているレンズです。
作例なんかを見ると、撮れる写真は文句なしの素晴らしさなのですが、代償に大きさと重さが結構すごいことになっています。
他社の70-200mm F2.8レンズと比べてもさらに大きく重いです。それを我慢して使う価値あるレンズだとは思うのですが、使うには少々気合を入れる必要があるレンズではありますね。
smc PENTAX-DA* 300mm F4 ED[IF]SDM
発売されたのはそこそこ前で、しかもDAレンズです。つまり、APS-C機向けのレンズなんですね。
ただこのレンズ、なんとフルサイズのイメージサークルをカバーしていると公式からアナウンスがされているレンズです。実質 D FA* 300mm F4と言っても過言ではないかもしれませんね。
APS-C向けということもあり、スターレンズですがサイズはそれなりにコンパクトにまとまっています。
1.4倍のコンバーターを使えば、420mmまで焦点距離を伸ばせ、さらにK-1 IIのAPS-Cクロップを使えば、なんと630mmの超望遠レンズとしても使えます。
焦点距離600mmを超えてくれば、野鳥なんかも被写体として狙うことが出来ますね。K-1 IIで野鳥を撮るべきかという別の問題はありますが(笑)
<2021.5.2 追記>
結局購入してしまいました。野鳥撮影が非常に捗っています。
マクロレンズ
smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR
マクロレンズについても早めに入手したいと思っています。
新型コロナウイルスの影響で、家にこもる時間が増えたのですが、マクロレンズがあれば、家の中でも色々なものを被写体に遊ぶことが出来たりします。
それにこのレンズ、かなり古めのレンズということもあり、値段が安いです。3万円あれば中古品を購入可能です。
100mmと言えば、ポートレートにも活用できる焦点距離です。使えるシーンが比較的多く、優先して購入したいレンズですね。
まとめ

と言うわけで、本日はK-1 IIで使ってみたいレンズと言う内容をテーマに、ただ私の願望を垂れ流してご紹介しました。
PENTAXのレンズはどれもこれも魅力的なものばかりなので、全部欲しくなってしまうのですが、予算に限りはあるので何から揃えていくかは良く考えないとですね。
本日は以上です!