【APS-C vs フルサイズ】APS-Cカメラの3つの特徴と2つの誤解

こんにちは、ネブラ星雲(@nebra_nebula)です。

今回はカメラのスペックについてのお話です。

一般的に、初心者のうちはエントリーモデルのカメラを購入して、技術がついてきたらもう少しスペックの高いカメラにステップアップする…という考えの方が多いのではないでしょうか。

私は、基本的に購入するカメラは予算が許す限り、スペックの高いカメラ、できればフラッグシップ機を購入した方が良いと考えています。これは、中上級者だけでなく、初めの1台を選ぼうとしている初心者の方にも当てはまります。

本日は、初心者こそフラッグシップ機を購入すべき理由についてご紹介したいと思います。

目次

APS-Cカメラの3つの特徴

価格が(フルサイズに比べると)安い

APS-C機だから高い、フルサイズ機だから安いと必ずしも言えるわけではないのですが、結果としてAPS-C機の方が値段が安い場合が多いです。ライトユーザーにカメラを買ってもらうためにはカメラの価格をある程度抑える必要があります。そうすると、どうしてもセンサーについてはフルサイズよりもAPS-Cを採用することになってしまうのでしょう。

ただ、例えばPENTAX K-3 Mark IIIなど、性能をとことん追求したAPS-C機や、富士フィルム X-T4など、APS-C機のみを作っているメーカーの場合、APS-C機と言えどフルサイズ機並の値段になることもあります。

カメラとレンズが小型に設計しやすい

センサーサイズが小さいため、そのイメージサークルをカバーするレンズとカメラが作れれば良いわけで、当然フルサイズ機と比べるとレンズとカメラを軽量に設計することができます。じゃあAPS-C機のカメラとレンズは全て軽量コンパクトなのかと言われると、そう言うわけではありません。

写真の画質の良し悪しは、大部分がレンズの性能に影響されます。性能の良いレンズを作ろうとすれば、APS-C向けと言えどレンズは大きく重くなってしまうのは避けられません。カメラボディについても、必ずしも小さいことが正解とは言えず、レンズの大きさ・重さとのバランスを考え、敢えてある程度大きいカメラの方が結果的に持ちやすかったりするので、何が正解かは一概に言うことはできません。

望遠側の撮影に強い

センサーサイズが小さいので、レンズの焦点距離が35mm換算で1.5倍されるため、フルサイズよりも望遠側の撮影に強いとされています。野鳥など簡単に近づけない被写体を撮影する場合、レンズの焦点距離は長ければ長いほど良いことがほとんどですので、そういった場面での活躍が期待できます。

一方で、センサーサイズが小さいと言うことは画素数がフルサイズと比べて上げにくく、解像度の高い写真を撮ることは苦手です。最近の野鳥撮影なんかでは、野鳥の羽毛までしっかり解像させた写真が人気だったりするので、そういう写真を撮りたいならフルサイズの方が向いているかもしれません。

APS-Cカメラの2つの誤解

APS-Cカメラ=初心者向け

一般的に、エントリークラスのカメラは、初心者をターゲットにしているため、簡単な操作で写真が撮れると考えがちです。しかし、実はこれは必ずしも正しいとは言えず、実はスペックが高いカメラの方が使いこなしが楽だったりします。

プロ向けフルサイズ機の場合、撮影の大半をカメラの自動設定に任せてしまってもそれなりのクオリティで撮れてしまいますが、エントリークラスのカメラの場合、どれだけ撮影者の腕が良くても、絶対に撮ることができない写真というものが出てきてしまいます。

カメラというものは、誕生した瞬間から、スペックによって撮れる写真の幅が決まっています。エントリークラスのカメラで動体撮影をすることは基本的に難しく、できたとしても撮れ高は非常に低くなってしまうはずです。

これからカメラを始めようと思っている方は、基本的にカメラは可能な限りスペックの高いものを初めから購入してしまった方が良いかと思います。その方がただシャッターを押すだけでもそれなりのクオリティで写真が撮れますし、将来的に撮れる写真のジャンルの幅も広いです。入門機を買ってから上級機に買い換えるよりもお金も節約できますしね。

最近のAPS-Cの画質はフルサイズにも負けない

カメラを趣味にしていると、「最近のAPS-C機は性能が良いのでフルサイズにも画質で負けない」という感じの言葉をどこかしらで聞く機会があるかもしれません。

ただ、普段からフルサイズ機とAPS-C機の両方を使っている私自身の考えとしては、基本的にAPS-Cとフルサイズで画質を比べた場合、フルサイズの方が画質が良いです。デジタルカメラの場合、写真の画質を決めるのはセンサーサイズの大きさです。センサーサイズが大きければ大きいほどレンズを通して受ける光の量が増えるため、階調性が上がります。また、センサーサイズが大きい方が解像した写真を撮りやすいというのもありますよね。

スマホ画面ぐらいの大きさで見ると、あまり違いは分からないかもしれませんが、それなりに大きな画面上で見ると、この違いは非常に分かりやすくなります。まぁ逆に言うと、SNS投稿が主目的の場合はAPS-C機でも十分という考え方もできると思います。

当然、画質が悪いからAPS-Cはフルサイズよりも劣っているという話ではなく、APS-CにはAPS-Cの良さがあります。センサーサイズが大きければ偉いと言うのであれば、フルサイズよりもサイズの大きい中判センサーの方が偉いという話になってしまいますしね。

まとめ

本日はAPS-Cセンサーについて色々とご紹介しました。色々ネガティブなことも言いましたが、APS-Cセンサーのカメラは性能と価格のバランスが良いので、コスパ的にもおすすめできるカメラが多いです。

ただ、初心者だからAPS-C、写真の腕が上がったからステップアップとしてフルサイズ、という考え方は止めた方が良いです。自分が撮りたい写真、それぞれのセンサーの特徴を把握し、自分にとって最適なカメラを初めから購入した方が、結果的に幸せになれるはずです。

まぁそれが難しい話ではあるのですが。


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