【初心者向け】購入前に考える!一眼レフカメラの選び方【入門】

こんにちは!

PENTAXユーザーのネブラ星雲(@nebra_nebula)です。

何かを始める時、情報がないことが一番の障壁になったりしますよね。

本日は、これからカメラを始めたいと思っている方向けに、一眼レフを買う時にどんな要素を検討すべきなのか、なるべく分かりやすくご紹介したいと思います!

目次

検討すべき要素① カメラの種類を考える

まずは、どんなカメラを買いたいのかという、一番大事な要素について検討します。

レンズ交換式カメラは大きく分けて一眼レフミラーレスとに分類でき、それぞれメリット・デメリットが異なります。

一眼レフ

(c) PENTAX Official Site

一昔前までレンズ交換式カメラの主流といえば一眼レフカメラでした。

一眼レフカメラとは、レンズから集めた光をミラーで反射し、ファインダーに直接導くカメラのことを言います。

捉えた光をそのまま視認しますので、ファインダー内の像にタイムラグがなく、AF速度と精度が高いと言うメリットがあります。

反面、カメラ内にミラーを設置すると言う構造上、ボディは大きく重くなりがちです。また、写真の仕上がりはシャッターを切った後でないと分からないというデメリットがあります。

ミラーレス

(C) Sony Official Site

近年主流となっているカメラです。

カメラ内部のミラーをなくし、センサーで受け取った光の情報を背面モニターやファインダー内に映像として表示するカメラのことを言います。

カメラにミラーを設置する必要がなく、その分ボディを小型軽量に作りやすく、シャッターを切る前から写真の仕上がりをある程度確認することができ、初心者には扱いやすいのではないかと思います。

検討すべき要素② センサーサイズを考える

センサーサイズ比較図

次に、カメラの心臓部とも言える、光を受け取るイメージセンサーについて考えいます。

イメージセンサーは、大きく分けるとフルサイズAPS-Cマイクロフォーサーズの3つのサイズに別れます。

一概には言えないのですが、イメージセンサーのサイズが大きくなるほど画質が良くなる傾向にありますが、一方でカメラボディやレンズの大きさも比例します。

センサーサイズが大きいメリット
  • 1画素あたりのサイズが大きく光を効率よく記録できる
  • ダイナミックレンジが広いので明暗差が大きい場所でも諧調豊かに表現できる
センサーサイズが大きいデメリット
  • 価格が高い
  • カメラとレンズのサイズが大きくなり、重量も重くなる

フルサイズ

フルサイズセンサーとは、一般的に36.0mm×24.0mmサイズのイメージセンサーのことをいい、このセンサーを搭載したカメラを「フルサイズ一眼」、「フルサイズミラーレス」などと呼んだりします。

かつてフィルムカメラで135フィルムを使用するカメラで用いられていた、24mm×36mmのサイズに近いことから、35mmフルサイズセンサーと呼ばれています。

主にプロユースのカメラの主流センサーで、撮れる写真の質は非常に高いですが、センサーの製造コストが高く、それに比例してカメラ本体の価格も上がります。

センサーサイズが大きい分、カメラのサイズが大きくなりがちですが、ミラーレスになってその辺りの弱点は克服されつつあります(私はミラーレス使っていませんが)

APS-C

デジタル一眼レフがこの世に生まれた時に開発されたセンサーです。何気にフルサイズセンサーより歴史があるんですよね。

フルサイズよりもセンサーサイズが小さい分、カメラボディとレンズを小型化でき、かつ画質はフルサイズと比べてそこまで劣るわけでもないという、良いとこ取りをしているセンサーです。

一方で、小型化という面ではよりセンサーサイズが小さいマイクロフォーサーズがあるため、フルサイズとマイクロフォーサーズに挟まれたどっちつかずなセンサー、という一面もあります。

また、細かい説明は省きますが、センサーサイズが小さいと、より遠くを撮影するのに有利なため、野鳥撮影ではフルサイズよりAPS-Cを使うカメラマンも多いです。

マイクロフォーサーズ

APS-Cよりもさらに小さいセンサーです。

一応、パナソニックとオリンパスで策定された共通規格ではあるのですが、実質2社でしか使われていないセンサーですね。

センサーサイズがコンパクトな分、レンズのサイズもかなりコンパクトで、それなりな望遠域のレンズであっても、余裕で手持ち撮影ができるという、フットワークの軽さが強みです。

反面、フルサイズのような大きく背景をボカした写真を撮るのは苦手なため、向き不向きがはっきりと別れているセンサーかと思います。

番外編① 中判

フルサイズセンサーよりもさらに大きな44mm×33mmサイズのセンサーのことを中判センサーと呼んでいます。

かつてフィルム時代に使われていた中判フィルムのサイズに近いため、そう呼ばれています。

元々は、スタジオなど業務用カメラでしかほぼ使われないセンサーでしたが、最近はミラーレスを中心に、このサイズのセンサーを採用したカメラも多数登場しています。

フルサイズを超える圧倒的な解像度の写真を撮影できますが、レンズラインナップがフルサイズよりも充実していないため、どんな被写体でも撮れる万能カメラというわけではありません。

番外編② 1インチ

マイクロフォーサーズよりも小さいセンサーサイズです。

主にプレミアムコンデジなんかに採用されるセンサーで、一昔前に主流だった1/2.3センサーなんかよりは、写真の画質は上がりますが、ボケた写真を撮るのは苦手です。

現行カメラではコンデジでしか使われていませんが、かつてはNikonのNikon 1シリーズというミラーレスで使われていました。

番外編③ コンデジセンサー

1/1.7センサーや1/2.3センサーみたいな、昔からコンデジの主流として使われているセンサーです。

現在だとスマホでもこれより大きなセンサーを使っていたりもするため、画質という面では期待できませんが、センサーサイズの小ささを活かして、超望遠コンデジなんかで使われたりもしています。

そんなセンサーがレンズ交換式カメラで使われているのかというと、はい、使われていました。

ちなみにそのカメラ、PENTAX Qシリーズって言うんですけどね。。。

検討すべき要素③ カメラのスペックを考える

大きさと重さ

どれだけ高性能なカメラとレンズを買ったとしても、総重量が5kgあるので持ち歩くのが億劫になっていたらもったいないですよね。

自分が何を撮りたいのか、体力はどれぐらいあるのかに応じて、持ち出しやすいサイズのカメラを選ぶのが大切です。

初めてカメラを買う場合、どんなカメラが良いのかイメージしにくいと思いますので、通販などで買うよりは、店舗で確認してから購入するのがおすすめです。

有効画素数

SNSに投稿する程度なら800万画素もあれば十分と言われたりもしますので、現在ラインナップされているカメラであれば何を買っても問題ないです。

ただ、5000万画素を超える高画素カメラで撮る解像度は一味違うのも事実です。うまく撮れると「おお!」という感動がありますので、予算に余裕があるなら手を出してみても良いかもしれません。

背面モニター

背面のモニターは固定式のものと可動式のものがあり、可動式のものもバリアングル式のものやチルト式のものがあります。

例えば、動画撮影にも使いたい場合はバリアングルが便利でしょうし、ローアングルから構図を確認したいだけという場合はチルトで十分です。

自分の撮影スタイルが何なのかを事前に良く整理してから購入することが大切です。

ファインダーの有無と種類

(c) PENTAX Official Site

一眼レフには必ずファインダーがありますが、ミラーレスの場合エントリーモデルなどではファインダがないカメラも多いです。

本格的に写真を撮るならファインダーはあった方が便利ですが、ファインダーなしのカメラはその分カメラ本体がコンパクトなため、持ち運びには便利です。

それぞれメリット・デメリットがありますので、お好みに合わせて決めてしまいましょう。

まとめ

本日は、初心者向け情報として、一眼レフカメラの選び方をテーマに紹介しました。

まぁ色々言いましたが、あまり深く考えず、フィーリングで気に入ったカメラを買うので良いと思います。

その方が愛着も湧きますし、長く使える気がすると思いますしね。

ぜひ初めの一台を迎え入れ、たくさん写真を撮ってみてください!

ではこれにて!


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