撮影ジャンル別、ソニー α1(ILCE-1)で使ってみたいレンズ

ソニー α1(ILCE-1)を購入してそろそろ二ヶ月。その間、これまで撮ってこなかった被写体を色々と撮影中です。撮影するジャンルが増えてくると、欲しいレンズも増えてくる不思議。α1は性能が良いカメラだけに、使用するレンズも良いものを使いたくなってしまうのはソニーの罠ですね(濡れ衣)

現在、私が所有しているEマウントレンズは次の4本です。

  • FE 35mm F1.8(SEL35F18F)
  • FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS (SEL200600G)
  • SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
  • CAPLENS 18mm f/8.0

標準ズーム1本、望遠ズーム1本、広角レンズ2本という構成です。我ながらなかなかバランスよく揃えられているなという印象です。ただ、所有しているレンズのほとんどは価格を優先して購入したものや、お試し的に購入したものばかりのため、α1の性能をフルで発揮できるものは少ないです。良いレンズは価格が高いとはいえ、α1で使ってみたいレンズはまだまだあるわけです。

というわけで今回は、撮影ジャンル別に私がα1で使ってみたいレンズについてまとめてみました。性能全振りで選んでいるためどうしても価格が高くなってしまいますが、これらの中から優先してレンズを揃えていきたいなぁと考えています。

目次

野鳥

FE 600mm F4 GM OSS(SEL600F40GM)

野鳥撮影のことを考えるならこれは外せません。

Eマウントの超望遠単焦点レンズのうちもっとも焦点距離が長いレンズです。Gマスターレンズのうちの一本で、とにかく性能に全振りした最高峰のレンズの一本ですね。ソニーのレンズはボディサイズに合わせてか、Gマスターレンズのような光学性能を追求したレンズでも、ある程度サイズを抑えて作られがちなのですが、このレンズはさすがの大きさ、重さです。

取り回しやフットワークは犠牲になるのですが、野鳥をはじめとした野生動物の撮影でぜひとも使ってみたいレンズです。まぁ、私は既に同じ焦点距離をカバーしている『SEL200600G』を所有しているので、少し優先度は下がりますかね。

…値段が170万円ほどするので買いたくてもすぐには買えないというのもありますが(笑)

昆虫

FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)

Gマスターの望遠レンズです。一見すると昆虫撮影にはあまり適さないようなレンズですが、このレンズは最大撮影倍率0.35倍、最短撮影距離0.98mと、テレマクロ的に小さいものを大きく写すのが得意なレンズです。

昆虫撮影と聞くとついマクロレンズばかり想像してしまいますが、飛んでいる蝶などはこういうレンズの方が撮りやすいのではと考えるようになりました。SEL100400GMであれば、動物園での撮影など他にも活躍できる場面は多いですからね。

FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS(SEL70300G)

同じく最大撮影倍率が大きく、かなり寄っての撮影が可能です。SEL100400GMよりもレンズがコンパクトで、かつ値段も安めなので手が出しやすいのが良いですね。反面、画質や焦点距離の面で少し弱いですが、テレマクロとしての運用を考える上では十分です。昆虫撮影の場合、レンズの軽さも重要なポイントになりますし。

シグマ 105mm F2.8 DG DN MACRO | Art

アリやてんとう虫などの小さな虫を撮影するなら、やはりマクロレンズも外せません。マクロレンズはソニー純正の『SEL90M28G』もありますが、少し出た時期が前ということもあり、光学性能などを加味しても、今入手するならシグマの方が良いかなぁと思います。値段もこっちの方が安いですしね。

ポートレート

FE 135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)

最近めっきりやらなくなったポートレート撮影、まだやりたいという思いは持っています。ポートレートレンズといえば85mm、105mmなど、定番と言える焦点距離がありますが、個人的に135mmのレンズってまだ使ったことがないんですよね。Gマスターレンズでかつ単焦点という、お値段的にも用途的にも活躍する場面が限定されてしまうレンズではあるのですが、やっぱりいつかは使ってみたいレンズです。

タムロン 70-180mm F/2.8 Di III VXD

写りがかなり良いと評判の、いわゆる大三元に近い焦点距離をカバーする望遠ズームレンズです。テレ側を180mmに抑えることで、光学性能を犠牲にすることなく望遠ズームとしてはかなりコンパクトな作りにまとめられています。値段的にも手が出しやすいのはサードパーティ製レンズの強みですね。

これまで私は単焦点レンズの方が好きだったのですが、ソニー α1(ILCE-1)を使い始めてからはもっぱらズームレンズ派です。やはり撮影中即座に画角を買えられるというのは非常に便利ですし、最近のズームレンズは画質が良いですからね。

風景

FE 12-24mm F2.8 GM(SEL1224GM)

風景写真は写真趣味の中でも定番のジャンルですが、意外とガチな風景写真ってこれまで撮ったことがない気がします。旅行に行った時に現地の風景を撮ることはあるのですが、時間や場所までこだわった風景写真とそれ以外って、クオリティに差が出ますよね。一回ぐらいきちんとこだわった風景写真も撮ってみたいなぁと思っていたりします。

大三元レンズのうち、広角レンズに該当するものはこれまで使ったことがなかったりします。広角レンズ、気にはなっているのですがあまり使う機会がないのと、値段が高いレンズが多いのでどうしても後回しになってしまうんですよね。望遠レンズは高くてもすぐに買ってしまうのですが。

SAMYANG 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYE

魚眼レンズも風景写真で活躍が期待できるレンズです。色々候補はあるのですが、広角レンズに強いサムヤンのレンズがコスパと光学性能のバランスが最も良い気がします。

魚眼レンズってこれまできちんとは使ったことがないんですよね・・・。値段的にも手を出しやすいレンズなのですが、どうしても使用用途が限られてしまう気がして、これまで手を出さずにいました。ただ、調べてみると風景はもちろん、スナップ写真などで使っても面白い写真が撮れそうなので、割と活躍できる場面も多そうということで、これもそのうち入手したいレンズの一つです。

テーブルフォト

フォクトレンダー APO-LANTHAR 35mm F2 Aspherical

最近力を入れようと思っているのが『テーブルフォト』です。なかなか気兼ねなく外出が出来ない昨今、家の中で写真を撮れるテーブルフォトは非常に魅力的な撮影ジャンルです。家であれば家族に負い目なく撮影できますし(笑)

テーブルフォトは35mm〜50mmぐらいの標準域のレンズが使いやすいと聞きます。35mmであれば『FE 35mm F1.8(SEL35F18F)』を既に所有しているのですが、フォクトレンダーの『APO-LANTHR』シリーズを一回ぐらい使ってみたいんですよね。MFですが、光学性能は非常に高いと評判で、α1はもちろんα7R IVのような高画素機での使用にも全く問題ないらしく、その性能をぜひ間近で見てみたいなぁと。

テーブルフォトであれば、MFであってもゆっくりピントを合わせられますからね。

フォクトレンダー MACRO APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical

同じくフォクトレンダーのAPO-LANTHARシリーズのレンズです。こちらは中望遠のハーフマクロレンズで、被写体を大きく写すのに向いています。本当は50mmの画角が良いのですが、フォクトレンダーのAPO-LANTHARシリーズのマクロレンズはこのレンズが最広角なんですよね。

このレンズか、通常の50mm画角の『APO-LANTHAR 65mm F2 Aspherical』のどちらかは使ってみたいなぁと思っています。

旅行

FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)

ソニーの大人気な、いわゆる小三元のズームレンズです。

旅行など旅先での写真撮影、毎回どのレンズを使うか迷うのですが、画質の良い単焦点レンズを複数持って行くよりは、レンズ一本であれこれ撮る方が満足できるというのが私の結論です。旅行では写真撮影はオマケとして、旅そのものにも集中したいですからね。24mmから105mmまでの画角に対応する『SEL24105G』なんかはまさにぴったりな存在ですよね。

このレンズ、他のジャンルでも活躍用途は多いです。テーブルフォトにも十分対応しますし、スナップ撮影なんかも結局はズームレンズで撮る方が便利だったりしますしね。今回は触れていませんが、動画撮影用のレンズとしても優秀なレンズです。

シグマの標準ズームを手にしてなかったら、最優先で買っていたかもしれないレンズですね。

まとめ

本日は、ソニー α1(ILCE-1)で使ってみたいレンズについて、撮影ジャンルベルにまとめてみました。

値段度外視で選んでいるため、どうしても価格が高いレンズが多くなってしまいましたが、どのレンズもα1のポテンシャルを最大限に発揮できるレンズだと確信しています。早く揃えたい(物欲)

まぁ予算は有限なので、これから何年もかけてのんびり集めていければ良いなぁと考えています。


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