週末はHasseblad X1D-50cとXCD 3,5/45を持って「くりはま花の国」を撮ってきました。
先日記事にした通り、このカメラはもともと使っていたカメラではあります。ただ、手放して久しいので、操作性については結構忘れてしまっています。
カメラを使いこなすにはとにかく写真を撮って身体に馴染ませるのが第一です。張り切ってたくさん写真を撮ってみました。
季節はすっかり暖かくなりましたが、公園内の桜はまだ咲いておらず、人の数もまばらでした。だからこそゆったりと楽しめたとも言えますが。
くりはま花の国は四方が山で囲まれており、自然を満喫するには絶好の場所です。遠くからかすかに聞こえてくる鳥の囁き声が疲れた身体を癒してくれる気がします。
入り口からそこそこ急な傾斜が続いており、それなりに歩くには体力を消耗しそうです。移動のための車も走っていますが、私は運動がてら歩いて登ることに。
まだシーズン外のようですが、お花畑のようなものも用意されているようです。見られなかったのは残念と思いつつ、これが見られる季節だと人の混み具合はこの日の比じゃなかったかなぁと。
中腹まで登ったところで車に忘れ物したことを思い出す・・・orz
妻と子供を残し車に戻り、ついでにこっそりとソフトクリームで一服です。
ラベンダー味とバニラ味のミックスを頼んでみましたが、ラベンダーの味はイマイチ分からず。
先はまだまだあるみたいですが、途中で子どもが好きそうな遊具がある場所に着きました。
よく分からないですが、巨大なゴジラのオブジェがあります。このゴジラ、中が滑り台になっており、子どもに大人気でした。
花は満開というわけではありませんでしたが、道中まちまちと様々な花が咲き始めていました。
XCD 3,5/45は35mm換算で35mmの焦点距離になりますので、あまりクローズアップして撮るのに向いているレンズではありません。
花を撮る時はもうちょい近づけられると撮れ高も高まりそうですね。
・・・望遠のXCDレンズ、いずれは欲しいなぁ。
一方で、F値は3.5ですが、フルサイズの1.7倍大きな中判センサーだけあり、ボケ量は必要十分です。
準広角レンズと言えど、開放で撮ればかなり背景をボカすことができます。
Hasselblad X1D-50cはAFはシングルAFのみ、手振れ補正もないためあまり子どもを撮るのに向いているカメラではありません。
しかし、シャッター速度をしっかりと稼げる日中の屋外であれば、よほど素早く動いていない限り、子どもであっても問題なく撮影は可能です。
それにしても髪の毛あたりの解像感すごいですね。
これを一度味わってしまうと、なかなかこのカメラを手放すことが出来なくなってしまいます。
太陽が輝く晴天下では光が強すぎるため、人物撮影にはあまり向かないのですが、16bitのデータで光の情報を記録できるHasselblad X1D-50cであれば、レタッチを丁寧にすれば、自分が出したい雰囲気の写真をある程度簡単に現像できるのではと思います。
これは中判センサーのカメラでも、Hasselblad X1D-50cやX1D II 50c、富士フィルムのGFX100など一部の機種にのみ許された特権と言えるかもしれません。