PENTAXユーザーのネブラ星雲(@nebra_nebula)です。
私が2021年初めて購入したカメラ機材はPENTAX Q-S1でした。
リコーイメージングの福袋で新品のPENTAX Q-S1が手に入れられると分かり、ついつい購入してしまったんですよね。
このPENTAX Q-S1、センサーサイズがスマホ並に小さいため、大きなボケを活かした写真を撮るのは苦手なものの、晴天下でISO感度を下げて撮るとなかなかの画質で撮れたりします。
PENTAX Q-S1を購入した当初、使っていたのは01 STANDARD PRIMEと02 STANDARD ZOOMです。
どちらも標準域のレンズのため、スナップ写真を撮ったりするのには向いているのですが、それだとどうしてもGR IIIの下位互換になってしまいがちなんですよね。
ただ、PENTAX Q-S1の最大の強みである圧倒的なコンパクトさを武器にすれば、唯一無二の強みを発揮できると思っています。
本日は、PENTAX Q-S1で使うべきおすすめレンズについてご紹介していきたいと思います。
PENTAX Q-S1で使うべきおすすめレンズ
06 TELEPHOTO ZOOM
Qマウントで使うべき第一位のレンズです。個人的な最推しQマウントレンズです。
35mm換算で69mm-207mm(Q7/Q-S1使用時)となる超望遠レンズです。200mm前後のズームレンジを持つレンズなのに全長56mm、重量はたったの90gしかありません。
余裕でポケットに入れておけるサイズ感です。しかし、レンズ構成は10群14枚とかなり本格的な光学設計を持っており、明るい環境下であれば、写りは非常に素晴らしく、スマホのデジタルズームなんかにはまず負けないでしょう。
個人的にQマウントを活かすのであれば、望遠特化にすべきだと常々思っています。200mm付近のレンズは、Kマウントだとある程度の重量になってしまいますが、Qマウントなら誤差の範囲です。
望遠レンズ使うか分からないけど、一応持っていきたいなという時に、有用な選択肢となるかと思います。
03 FISH-EYE
Qマウントで使うべき第二位のレンズです。
Qマウントレンズには高性能レンズとユニークレンズがありますが、03 FISH-EYEはユニークレンズに分類されます。
ユニークレンズはトイレンズのように、特徴的な描写を楽しめるレンズという立ち位置ですが、この03 FISH-EYEに関して言えば、かなり本格的な魚眼風写真を楽しむことができます。
画角はQ/Q10で160度、Q7/Q-S1で173度となり、一眼レフ用の魚眼レンズほどの魚眼効果はないのが実情ですが、Q-S1には魚眼効果風のデジタルフィルターである「フィッシュアイ」があり、03 FISH-EYEと併せて使うと一眼レフにも負けない魚眼効果を得ることができます。
魚眼風の写真を気軽に試せるという点において、一眼レフにはない価値を提供してくれています。値段も4000円前後と非常にお安く、Qマウントを使うのであれば絶対に手に入れるべきレンズだと思います。
08 WIDE ZOOM
35mm換算で17.5mm-27mm(Q7/Q-S1使用時)となる超広角レンズです。
17.5mmという超広角が手のひらサイズのレンズで楽しめるというのは他マウントではありえない唯一無二の価値だと思います。
ただ、最近はスマホでも超広角レンズが付いているのが珍しくなくなっったため、上記2本のレンズほど入手の優先度は高くないかなと言うのがい個人的な意見です。
唯一の難点はこのレンズのみ生産終了しており、中古価格が高騰しているという点です。オークションだと5万円前後で取引されていることも珍しくなく、Qマウントのためにそこまで出費できるかどうかは愛が試されますね(笑)
PENTAX Kマウントレンズ用アダプターQ + Kマウントレンズ
意外と選択肢としてアリだと思っています。
例えばDA* 300mm F4をQ-S1で用いた場合、35mm換算1380mmという超超望遠レンズに大変身です。
手振れをどうするかという課題はありますが、ここまで望遠のレンズだと野鳥撮影や月などの天体撮影に使うかも一考の余地が出てきます。
フルサイズ一眼で同様の焦点距離を実現しようとすると100万円コースであることを考えると、かなりコストパフォーマンスは良いんじゃないかと思います。
PENTAX Q-S1で撮影した作例・サンプル
まとめ
本日はPENTAX Q-S1で使うべきおすすめレンズについて紹介しました。
PENTAX Q-S1は使うべき用途をしっかりと考えて運用すれば、2021年でもまだまだ実用的なカメラだと思っています。
と言いつつ、私も最近は使用頻度が下がりつつあるので、こんど野鳥撮影のサブ機として運用してみようかと思っています。
その辺りの話は別途記事にまとめられればと思います。
それではこれにて!