メイン機材をソニー α1(ILCE-1)に決めた3つの理由

ソニーのα1(ILCE-1)を購入して二ヶ月ちょい、すっかりメイン機材になってしまいました。これまでメイン機材はPENTAX K-1 Mark IIでした。そんな時、ミラーレスカメラを使ってみたいという唐突な思いつきから、あれこれ迷って、結局手を出してしまったのがα1です。当初は一眼レフとミラーレスの二本柱でいこうと思っていたのですが、現在ほとんどの撮影をα1だけでこなせてしまっています(K-1 IIは人に貸しているからというのもあるのですが)

このα1、何も初めから買うと決めていたわけではありません。初めは野鳥撮影と昆虫撮影のしやすさから、オリンパスのミラーレスカメラの購入を検討していました。ただ、やっぱりミラーレスとソニーは切っても切れない関係です。どっちにするか相当迷った末の購入でしたが、結果としてはα1にして正解でした。80万円の出費はさすがにこたえましたが、かなり満足した買い物だったと思っています。

今回は、私のようなアマチュアが、なぜプロが使うようなハイスペック機のα1を購入しようと決めたのかについて、理由を3つほどご紹介したいと思います。

目次

現在のメインカメラ『ソニー α1(ILCE-1)』

ソニー α1(ILCE-1)を買おうと決めた理由

ハイスペックだから

元も子もありませんね(笑)

これだけ言うとスペック厨かよという感じかもしれませんが、誤解を恐れず言うと、カメラは可能な限りスペックが高いものを購入しておいた方が良いと考えています。なぜなら写真というのは、カメラマンの腕以上に、カメラの性能によって撮れるものと撮れないものとが決まる部分が大きいからです。

その典型的な例は動体撮影です。もちろん走り回る子どもを撮影するぐらいなら、最近のカメラであれば何を買ってもそれなりに撮影できてしまいます。しかし、野鳥をはじめとした野生動物や、モータースポーツや飛行機など、高速で動き回る被写体を撮影する際、カメラの性能によって撮れ高は大きく違ってきます。

そもそもなのですが、初心者向けのカメラとプロ向けカメラを比べると、プロ向けカマラの方が多機能かつ高性能であるため、素人が使っても良い写真は圧倒的に撮りやすいです。カメラに任せてしまえる部分はカメラ任せにしてしまった方が、結果として写真を撮ることに集中できますし、上達も早まるのではと思っています。

一方で、全てをカメラ任せにしてしまう分、自分で試行錯誤をしながら撮影の過程を楽しむ、という使い方には向いていません。まぁ、この辺は好みと言うか、何を重視するかによるかなと思います。

コンパクトであること

ソニーの哲学がそうだからなのか、ソニーのスカメラとレンズは基本的にサイズを小さく作ることを前提に、性能を追求していっている印象を持ちます。

補足ですが、入門機のカメラは軽量コンパクトであるにもかかわらず、中級機以上のカメラは基本的にそれより大きく重くなりがちなことからも分かるように、カメラというものは必ずしもサイズが小さければ良いというものでもありません。カメラが小さいと、大きく重いレンズを取り付けた際に持ちにくくなりますし、操作性は返って悪化してしまいます。

とは言え、カメラ本体が小さいと助かる場面が多いのは事実です。カメラが小さければ携帯しやすくなりますし、α1ぐらいのサイズであれば、レンズとの重量バランスも特に気になりません。

私は昔からコンパクトなカメラが好きだったと言うこともあり、基本的にソニーのミラーレスカメラとの相性は良い傾向にあります。

色々なマウントのレンズが楽しめる

これはα1に決めた理由というよりは、ソニーEマウントを使っている理由になります。

以前、PENTAX K-1 IIをメイン機材にした時の理由の一つに、純正レンズが安く入手しやすいからというのを上げていました。この時と全く逆の理由になります。

Eマウントは、シグマ・タムロンはもちろん、多数のメーカーが色々と魅力あるレンズを発売するようになっており、今となっては最も多くのメーカーのレンズを楽しめるマウントと言えるほどに成長しました。これは、ソニーがEマウントの規格を公開しているという戦略がうまくハマったのかなと思っています。

カメラの性能を100%引き出せるのは、メーカー純正のレンズが第一なのは間違いありません。ただ、最近のシグマ・タムロンのレンズは性能だけで言えばメーカー純正と遜色がなくなっていますし、ジャンルによってはそれを上回るのではと言えるようなレンズも誕生してきています。他のメーカーからも、個性的かつ魅力的な性能を持っているレンズが多数発売されており、単純にレンズを選ぶことが楽しいです。

もちろん、マウントアダプターを使えば、他マウントであってもこれらのレンズを楽しむことはできるのですが、やはり、Eマウントとして色々なメーカーのレンズを楽しめると言うのは、ソニーユーザーの特権かなと思っています。

まとめ

本日はメイン機材をα1に決めた理由と題して、3つほどご紹介しました。

まぁあれこれ言いましたが、結局のところ、自分が気に入ったカメラを使うのが、最も後悔が少ないと思います。スペックだけで語れないのがカメラの楽しさであることは事実ですし、ある程度であればカメラの性能を撮影技術や工夫で乗り切ることもできますからね。むしろ、そういう苦労を重ねた方が、

ただ、そういうこだわりがないのであれば、やはり予算が許す限り、カメラは高いスペックのものを買った方が、最終的な満足度は高いと思っています。

とは言え、カメラに使える予算は人それぞれ。これが絶対正しいというものでもありません。むしろ、私のようなカメラ趣味に全振りしている人間の意見なので、かなり偏った意見になってしまっているかもしれません。

少しでも参考になれば幸いですが。


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