PENTAXユーザーのネブラ星雲(@nebra_nebula)です。
GR III、とても良いカメラです。
小さくてコンパクトな外観とAPS-Cセンサーを搭載した本格的な写りのギャップが何とも魅力的なカメラです。
GR IIIが気になり出した時に、限定モデルのStreet Edition Special Limited Kitが発表され、そのおしゃれでかっこいい外観に一目惚れ。
思わず購入してしまったのがこのカメラとの出会いです。

通常モデルのGR IIIはブラックですが、Street Editionモデルはメタリックグレーの特別塗装が施してあり、リングキャップも山吹色の特別色のものが付属します。端的に言ってとてもカッコいい。
GR IIIの良いところは、スマホ並みに軽くてコンパクトなため、一眼レフを持って行くのは憚れるような場所であっても、気軽に持ち出せると言う点です。
センサーはAPS-Cなので、撮影できる写真はそれこそ一眼レフ並です。
そんなGR III、購入して早くも半年経過していました。そこで本日は、半年使い込んだことで感じたことを入れつつ、GR IIIの再レビューをしてみたいと思います。
GR IIIで撮影した作例・サンプル
GR IIIの仕様
型式 | コンパクトデジタルカメラ |
レンズ構成 | 4群6枚(非球面レンズ2枚) |
焦点距離・F値 | 18.3mm (35ミリ判換算:約28mm相当) F2.8~F16 |
イメージセンサー | APS-C(CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm) |
有効画素数 | 約2424万画素 |
ISO | 100~102400 |
モニター | TFTカラーLCD 3.0型 (アスペクト比3:2) 約103.7万ドット |
シャッター | プログラムAE、絞り優先AE、シャッター優先AE、マニュアル露出 1/4000~30秒(F2.8:1/2500秒まで、F5.6以上:1/4000秒まで) バルブ(タイマー露光設定可能:10秒~20分) |
連写 | 4.0コマ/秒 |
露出 | 分割測光、中央重点測光、スポット測光、ハイライト重点測光 |
サイズ | 約109.4mm(幅)×61.9mm(高)×33.2mm(厚) |
質量 | 約257g (バッテリー、SDカードを含む) 約227g (本体のみ) |
GR IIIの外観
GR IIIと言えば最強のスナップシューターという呼び名で名高い名機です。
GR IIIではカメラサイズがフィルム時代のGR並に薄くコンパクトになり、手振れ補正まで搭載されています。重量もバッテリー込みで257グラムしかありません。
これだけコンパクトで軽いカメラにも関わらず、センサーサイズはAPS-Cという非常に大きなセンサーを搭載しており、ボケを活かした写真を楽しむこともできちゃいます。
さらに、3軸・4段の手ぶれ補正まであるという至れり尽くせなカメラです。
GR IIIの魅力4選
軽くてコンパクトなサイズ感
スナップシューターと言うだけあり、気軽に散歩に持ち出して気の向くままに写真を撮るのに向いています。
GR IIIぐらい小さいカメラであれば、ポケットに入れて気軽に持ち歩くことができますよね。
しかもこのGR III、起動がめちゃくちゃ早いです。良い被写体を見つけたら電源を入れて即撮影、とスマートに撮影できちゃうんです。
4軸3段の手振れ補正
GR IIIには3軸4段の手振れ補正が搭載されています。
そこまで強力というわけではありませんが、やはりそこは腐っても手振れ補正。付いているとないとでは心強さが段違いです。
特に、子供など動き回る被写体を撮影する時は、カメラをピシッと固定して撮影しているわけではない場面も多く、手振れ補正を頼りに思うことも多いです。
痒い所に手が届くマクロ撮影モード
GR IIIにはマクロモードが付いているのですが、結構本格的なマクロ撮影が楽しめます。
50mmクロップなどを駆使すれば、等倍マクロレベルに被写体を大きく写すことが可能です。
弱点は写真が結構ブレるということぐらいでしょうか(マクロ撮影全体に言えることですが)。
納得のいく写真を撮影するためにも、マクロ撮影の場合、何枚か写真を撮っておくことをお勧めします。
次期モデルではぜひ改善して欲しいところ
バッテリーが持たない
唯一にして最大の改善ポイントですね。
これはもう、本当にびっくりするレベルでもちません。
撮影可能枚数はなんとたったの200枚と、GR IIの320枚から大きく減少しています。
せっかく素晴らしい写真を撮ることができるカメラですので、ここぞという場面でバッテリー切れ、という悲しい事態にもならないよう、予備バッテリーの購入は検討した方が良いでしょう。
まとめ

GR IIIは、得意とする撮影シーンと苦手とする撮影シーンがハッキリと分かれているカメラです。
私自身、まだこのカメラを使い始めて半年ほどですので、まだまだこのカメラの潜在能力を活かし切れているとは言えません。
それほど深く考えずに購入したカメラですが、今後もPentax K-1 IIのサブ機として、大切に使っていこうと思っています。