AIで簡単編集! 現像ソフトLuminar AIを使ってみた

私は普段、写真撮影はRAWで撮影をして現像ソフトを使って編集、jpeg作成という手順で行っています。この編集という作業、凝り出すと奥が深く、下手をすると写真を撮る時間より編集している時間の方が長いという方も多いのではないでしょうか。

現像ソフトの代表格と言えば、adobeのlightroomでしょう。非常に優れた写真管理機能を含め、写真趣味の方にとって手放せない存在となっています。

私も、編集は基本的にlightroomを使って行っていました。これでも十分綺麗に現像できますし、ネット上で入手可能なプリセットを使えば、プロに匹敵するクオリティに写真を仕上げることも不可能ではありません。

とは言っても、私自身はあまり現像という作業は好きではありません。現像に時間をかけすぎるのはもったいないし、現像しているぐらいなら写真を撮る時間に充てたいと考える派の人間なのです。現像ソフトで過度に編集した写真は派手になりがちなので苦手というのもあります(個人の感想です)。

しかし、丁寧に現像することで、写真の見栄えが全然変わってくるのも事実です。ブログやSNSにあげる写真であれば、ある程度拘った方が良いのだろうけど、そこまで編集に時間をかけたくない。何か良い方法はないかと思っていたところ、面白そうな現像ソフトが発売されたことを知りました。

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Luminar AI

それが、Luminar AIです。

Luminar AIはSKYLUMという会社が開発している画像編集ソフトで、過去にもLuminar 3、Luminar 4といった編集ソフトをリリースしています。今回のLuminar AIはLuminar 4の後継(?)ソフトのようですね。

Luminarシリーズの特徴と言えば、なんと言っても手軽な編集機能。LightroomやPhotoshopでは時間をかけて行う必要のある編集作業が、クリック一つで実現できたりするのです。特に、Luminar 4から導入されたAIスカイリプレースメントは、風景写真の空を一瞬で変更できるという機能で、極端な話曇り空を快晴の空なんかに切り替えたりできる機能です。それがクリック一つで実現できるのですから、技術の進歩って素晴らしいですね。

今回のLuminar AIでは、さらにAI機能が強化され、編集写真ごとに最も適したプリセットを、AIが自動で選別、提示してくれるようです。我々はその中からお好みの編集ができるプリセットを選ぶだけで良い、というわけですね。

これは便利そう。元々現像にそれほど情熱がない面倒くさがりの私にはうってつけのソフトです。というわけで、早速導入をしてみました。

今はなんでも人口知能ですね。実は、LuminarシリーズはLuminar 3とLuminar 4も使ったことがあるのですが、ソフト動作が非常にもっさりとしており、ぶっちゃけかなり使いにくいなと感じたことから、結局lightroomに戻ってしまいました。今度のLuminar AIでそれが少しでも改善されていると良いのですが。。。

というわけで、さくっとインストールは完了です。Luminarのソフトは、lightroomやPhotoshop上から呼び出して使うプラグイン機能を持っていますので、基本的にはlightroom上から呼び出して使うスタイルになると思います。

はい、まだ少ししか触っていませんが、端的に言って最高なソフトですね。広告で謳っている通り、多くの編集がクリック一つで簡潔しますし、そのバラエティも豊富ですので、自分好みの写真を容易に作成可能です。

Lightroomで現像したものと比べてみた

せっかくなので、LightroomとLuminar AIそれぞれで現像した写真を比べてみようと思います。

まずはLightroomから。いつも通り、露光調整と色なんかもちょいとだけイジっていますが、拘った編集などはほとんどしていません。まぁ、普通の写真という感じですかね(笑)

続いてLuminar AI。上のLightroomで現像した写真と比べると、階段部分が変に明るくならず、イチョウの葉っぱとの明暗が良い具合に表現できている気がします。また、後ろの草の部分も、鮮やかでいて、不自然にコントラストが高すぎない絶妙なラインになっているかと思います。これが数クリック、時間にして3分ほどでできるのですから、AIパワー最高です。

もちろん、Lightroomの方ももっと拘って編集することで、いくらでも写真のクオリティをあげることは出来るのでしょうが、気軽にここまでの写真が作れるのであれば、Luminar AIの方が私の現像スタイルには合っている気がします。

写真編集を自分じゃなくソフトに任せることに罪悪感を感じる方なんかには向かないかもしれませんが、正直、アマチュアカメラマンの自分が編集するより、専門知識を持ったプロが開発したソフトに任せる方が、クオリティの高い写真になるのではないかと思ったりします。まぁ、自分で勉強しながら現像スキルを上げていきたいという人もいると思いますので、この辺は好みの問題ですかね。

Luminar AIで現像した写真

はい、購入してまだ24時間経っていませんが、あまりに素晴らしいソフトでしたのでさっそく記事にしてしまいました(笑)

Luminar AI、クリック1つで簡単に写真を編集可能ですが、かと言って複雑な編集ができたいかと言うとそんなことはなく、十分細かい部分の調整も行うことが可能です。私もまだこのソフトで使えていない機能は多くありますので、しっかりと使い込んでみたいと思います。

補足

ここまでLuminar AIを絶賛しているなら、Lightroomから乗り換えるのか?と言うとそうわけではなく、Ligitroomもしっかりと使っていくつもりです。最大の理由は、Lightroomの写真管理機能が優秀すぎることです。こればかりは、Lightroomに一日の長ありという感じですね。少なくとも当分の間は、それぞれのソフトの得意分野を使い分けて使用するのが良さそうです。


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