カメラは高い。
特に、近年発売されている高性能なミラーレスカメラは価格が上昇傾向にあります。それは、カメラ本体のスペックが上がっていることも原因の一つですが、消費者そのものの数が減少しており、単価を上げざるを得ないというのも原因の一つなのかなと思っています。
ただ、まだまだコスパの良いカメラは探せばあるもの。特に、ミラーレスカメラの市場を引っ張ってきたソニーからは、多数のモデルが発売されてきましたので、中にはお求めやすい価格まで値段が下がっているカメラも多数存在します。
本日は、そんなソニーのミラーレスカメラの中で、10万円以下で購入できるモデルをご紹介したいと思います。
- 値段は2021年7月現在のものです
- 中古/新品は問いません
- 価格.comなどの最安値を参照しています
10万円以下で買えるソニーのミラーレフカメラ(フルサイズ編)
フルサイズカメラって高いんでしょ?10万円以下で買えるわけないよ!
中古の型落ちモデルならあるゾ!
α7
今や業界を牽引するまでに成長したソニーのミラーレスカメラ。フルサイズ機としての始まりは、初代α7でした。さすがに発売から8年経過しており、手放しでおすすめはできないのですが、価格だけを見ると非常に魅力的な1台です。中古価格はボディ単体で8万円ほどで入手可能です。
AF性能などは、さすがに現在のソニーのカメラとは比べるべくもありませんが、フルサイズセンサーのクオリティを10万円せずに入手できますし、写真のクオリティはレンズの要素が重要なため、ボディを安めに揃えてレンズに予算を回すと言うのは賢い選択肢です。
α7 II
スタンダードモデルである『α7』シリーズの二代目です。中古価格は初代α7とあまり変わらないので、個人的に、状態の良いモデルが多いα7 IIの方が良いかなという気がしています。基本的な性能も初代から大きく改善されていますし。
また、2021年7月現在、こちらのモデルはまだ新品でも入手可能です。値段は中古よりは高くなってしまいますが、それでも11万円前後で入手可能なため、長く使うつもりなら新品を買った方が良いかもしれませんね。
α7R
高画素機が欲しいなら『α7R』一択です。中古なら10万円以下で入手するのも難しくありません。初代α7Rは総画素3680万画素なので、近年の高画素機と比べると少し物足りませんが、これが10万円せずに入手できると言うのは魅力的です。
初代α7RはAF性能などは近年のモデルほど強くありませんので、動体撮影などにはあまり向いていません。使うなら風景や星景など、動かない被写体をじっくり撮影するのに向いています。もし、安いカメラで動体撮影したい場合、フルサイズではなくAPS-Cカメラを選択肢に入れることを検討してみましょう。
ソニーのミラーレスカメラはコスパが高い
一眼レフカメラ全盛の時代、値段の安いフルサイズカメラと言えば、ニコンやキャノンの型落ちモデルが定番でした。しかし、ミラーレスカメラにおいて、ニコンやキャノンのモデルはまだまだ価格が高めの傾向にあります。
一方で、ソニーは一足早くフルサイズのミラーレスカメラをラインナップしてきたため、手頃な価格でフルサイズのミラーレスカメラが購入できるというわけです。コスパ良くフルサイズのミラーレスカメラが購入したい場合、ソニーは有力な選択肢になってくるかと思います。
また、レンズ交換式カメラのコストパフォーマンスを考える場合、カメラ本体だけでなく、交換レンズのことも考える必要があります。ソニーのEマウントは、ソニー純正だけでなく、シグマやタムロンをはじめとした、サードパーティ製のレンズも多数発売されており、選択肢が多いのが魅力です。価格についてもそういったレンズを上手に選べば、コストを限りなく下げてフルサイズカメラを楽しむことができるでしょう。
まとめ
本日は、2021年に10万円以下で購入できる、ソニーのフルサイズミラーレスカメラをご紹介してきました。型落ちモデルを上手に選ぶことで、お手頃価格でフルサイズの画質を楽しむことができます。
ぜひ、フルサイズデビューの一台として、参考にしてみてください!